ムー大陸の音楽探検

ボカロP・ムー大陸が紹介する音楽のアレやコレや

クイーン+アダム・ランバート見ましたか?

ムー大陸です

 

明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

 

さて、新年第一回目の話題はタイトル通りです。紅白歌合戦についてです。

私、もちろん音楽好きなんですけど、紅白歌合戦は見ないです。と言うか、基本的にテレビを見ないので、それは年末であっても同様です。

ただ、昨年末はちょっと事情が違いました。

そうです、クイーン+アダム・ランバートが紅白に出演すると聞いて、ちょっと見てみようと思いました。まぁ、伝説のロックバンドですから、その時間にテレビをつけて見ましたよ。

 

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まず、普通に思ったこと、上手いね、歌。圧倒的な実力ですね。日本にはコンサートでやって来たらしいですけど、あれなら、相当なクオリティで、多くのファンは満足するでしょう。演奏したのは「Don't Stop Me Now」でした。まぁ、無難なところです。本当は「Bohemian Rhapsody」とか聴いてみたいけど、アレ演奏自体大変ですから、無理ですかね。あるいは「Under Pressure」とか、あれもボウイとのデュエットだから、やりませんよね。

 

とは言え、やはり、私としてはクイーンを見たとは全く思えませんでした。クレジットはクイーン+アダム・ランバートなんです。これクイーンにアダム・ランバートをヴォーカリストとして迎えている訳ではないんですね。それだと、ただクイーンとクレジットすれば済みますから。+アダム・ランバートとなるのは、あくまでコラボということです。色んな思いや事情はあるでしょうが、やはり、クイーンのヴォーカリストフレディ・マーキュリーであるというファンの思いがあるのだと思います。私も以前このブログで書きました。フレディのいないクイーンは私にとってクイーンではありません。

 

当然ですが、ブライアン・メイがクイーンを名乗る、その権利も資格もあるのです。もちろん、彼らが商売でやっていることも重々承知です。ただね、これロックじゃないですか、それが正論であっても、権利とか主張しちゃうんだと感じるんです。そこまでしてクイーンの名前で商売したいんだと感じるんです。憧れのミュージシャンには年取ってもカッコよくあって欲しい。何故クイーンにこだわるのでしょう?新たにブライアン・メイバンドを結成して、再び世界を掴んだらいいのに。それがロックだと思うんですけど、それは期待し過ぎですかね。

 

例えば、ポール・マッカートニーって、レジェンドの中ではバラッドも多く、売れ線にこだわるロック色の薄い存在と思われがちですが、ビートルズ解散後、ウィングスを作って、それでもう一度世界目指したじゃないですか、ウィングスが空中分解した後はソロでもてっぺん目指す。今でも実験的な音作りは健在だし、新作を引っさげてツアーに出る。それって実にロックだと思うんです。基本的にそれがあるから、この前の「Now And Then」みたいなビートルズプロジェクトも企画として受け入れられる。

かつて「これがロックだ」なんて言っていたポールよりも余程硬派な連中が、実は今になって昔のバンド名にこだわる姿を晒すなんて珍しくありません。結構、がっかりするんですよね、そういうの。何て言うか、武士は喰わねど高楊枝みたいなの見せてよと思います。

 

クイーンの場合、フレディを失ったが、他のメンバー同士仲違いした訳でもないので、そのまま活動継続する選択はありでしょう。そのメンバーで継続して活動するなら、私としては別のバンド名にして欲しいと思います。イアン・カーティスを失ったジョイ・ディヴィジョンニュー・オーダーになったでしょう、あれがあるべき姿だと思うんです。いや、繰り返しますけど、それは私の勝手な願望であって、全然彼らにはクイーンを名乗る資格はありますよ。そして、もし、クイーンの名前を使うなら、また、わざわざ気を使って+アダム・ランバートとクレジットするのなら、

 

クイーン-フレディ・マーキュリー+アダム・ランバート

 

になりますかね、長いけど。公式みたいだな。

それでは、また。

 

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