ムー大陸です
以前、「こんなベスト盤を待っている」というのを書きました。今回はコンピ盤のついて書いていきます。
ある一定のテーマに沿って何曲かを集めてアルバムにする、これがコンピレーション盤、あるいはオムニバス盤など呼ばれるものです。ベスト盤の際にも言いましたが、最近はサブスクが充実しており、ジャンルや年代ごとにプレイリストが存在し、今更コンピ盤など必要がないとも思えます。
いや、しかし、そうでもありません。確かにベスト盤はそういう傾向にあります。しかし、コンピは意外と必要性を感じまてます。では、どんなコンピなら存在価値を示せるのか？今回はそこのところを書きたいと思います。
①ベスト盤とかぶらない
ベスト盤を持っているアーティストは基本的には不要です。コンピに収録してほしいのはベスト盤を買う価値が薄いアーティスト、例えば、一発屋、俳優さんのヒット曲、コメディアンのヒット曲、スポーツ選手のヒット曲などです。それらをいちいちベスト盤で入手するのは嫌ですし、ベスト盤が出ていないようなアーティストもいます。そういう曲をいっぺんに入手したいと思うから、コンピなのです。ですから、出来るだけ売れているアーティストは省略気味くらいでいい。コンピとて売らなければいけませんから、売れている有名アーティストも収録せざるを得ないことも多々ありますが、最低限であって欲しいです。
70年代フォークで、中島みゆきや松山千春は無くていいわけです。もっとレアなところを拾ってほしい。但し、ヒットしているものですけど。
②海外より日本
洋楽のコンピは存在価値が薄くなってます。それこそサブスクの方が遥かに充実してます。一方、邦楽はそうでもない。歌謡曲もフォークもサブスクは全然弱いです。特に昭和の楽曲はまるで足りてないです。
③掘り出すためには網羅が早道
前述のように70年代フォークのコンピを作るなら、徹底的に網羅する事です。アングラフォークもフォローするか？そこは別のコンピを一つ作りましょう。ヒットしたフォークを並べて行きましょう。恐らく、ザ・フォーククルセダーズあたりから始まるはずです。でも、①で言いましたように、そこはコンピの売上のため有名どころも入れますが、最低限のところだけ。
一曲で消えていったグループやシンガーを丁寧に拾い、他では入手困難なラインナップを揃えましょう。本当はそういう曲だけで構成出来ればいいし、そういうコンセプトのコンピを作るべきですが、繰り返しますけど、それでは売れないのです。なので、大ヒットを含めた網羅盤で、一発屋などを拾うやり方しかないと思います。多分、70年代フォークでコンピ作って、網羅しようと考えたら、10枚組以上のボックスセットになるでしょう。4から5枚あたりでは当たり前の不充分なコンピで終わる可能性大です。それが演歌でも、ポップスでも同じくらいのヴォリュームを要します。まぁ、ジャンルを絞れば、少なくなるでしょう。それこそ上述のアングラフォークだけなら、3から4枚でいけると思います。
そんなコンピがあるのか？
探せばあるかも。
以前レンタルにもあった青春歌年鑑のシリーズは良かったと思います。あれはレコード会社合同企画だったらしい。ボックスセットではないけど、揃えていけば年代ごとにヒットを並べられる。ヒットしたものなら、レアでも収録されていたと思います。
一番充実してるのは通販かな。通販オンリーのボックスはレコード会社を超えてアーティストを収録出来るらしくて、いいコンピがありました。それこそ12枚くらいで、フォークソングを網羅してるようなやつ。ただ、最近はそこまでのヴォリュームのものは見かけないです。やはり、2万円を超えるセットになっちゃいますからね、売れないのでしょうか。でも、見つけたら、即書いです、高いけど。
ちなみに、以前にそうしたコンピで入手したものを2曲紹介します。
田山雅充「春うらら」
四畳半フォークの一つでしょう。
裏声いいですね。名曲です。ただ他にヒットないです。
こういうのはコンピで。
女子プロレスラーの大ヒットです。
さすがにアルバムとか買いたくなかった。
皆さんも楽しんで下さい
それでは、また。
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新曲公開しました。是非聴いて下さい♪
「死ぬまで生きてくんです」
「楽しんだモン勝ち！」
