ムー大陸の音楽探検

ボカロP・ムー大陸が紹介する音楽のアレやコレや

ロッカーも年を取る

ムー大陸です

 

今日にテーマはタイトルのように

 

ロッカー、ロックンローラーだって年を取る

 

という事です。

当たり前です、彼らも人間、老いもします。

1955年映画「暴力教室」の主題歌「ロック・アラウンド・ザ・クロック」の大ヒットがロックの夜明けだとすると、もう今年で68年。第一世代のレジェンドだったエルヴィス・プレスリーは42歳で亡くなってますから、老いたとは言えない年でした。ザ・ビートルズアメリカ上陸1964年から59年、その時20歳だったとして、第二世代ロックレジェンドたちも79歳、ほぼ80代と考えていいでしょう。

ロックの歴史からしても、今私たちは初めてロックレジェンドが老いるのを見ているのです。この第二世代のレジェンドたちこそがロッカーがどう老いていくのかの先鞭となるのです。

ロックは若者の音楽。ロックは反逆の音楽。レジェンドたちも若い頃はアウトローで鳴らしてました。嘘か本当か色んな逸話が伝わっています。また、ジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリン、ジム・モリソンら若くして亡くなったロッカーが賞賛される世界なんです。オーバードーズで死んだなんて社会的にはクズでしょうが、それすらも刹那的と前向きに捉えるふしまであります。そう、かつてはロックは新しい、若いジャンルでした。プレイヤーたちはみんな若かった。ですから、老いる事は罪でした。若くして死ぬ事が潔く善でした。ただ、あくまでそう言うのはポーズです。ロックはビジネスです。中には生き急いだり、犯罪者になる者もいましたが、多くは早死にを望んでいないし、むしろ成功して金持ちになってたりする。

そんな中彼らは老いる。もちろん、売れなくなって、消息不明ならいいんです。でも、レジェンドともなれば、その活動は続くし、ある程度ニュースも入って来る。一体彼らはどう言う今を見せてくれるのか?

ロックレジェンドは憧れの対象です。年老いてもそうあって欲しい、それがファンの望みです。ただ、正直がっかりする事が多いです。昔のように売れなくなるのは仕方がない、それは気にしないんです。大事なのは音楽に対する姿勢です。

こんなのは嫌です。

殆どニューアルバムを出さない。そのくせベスト盤は2枚組で出す。そのベスト盤に新曲を2曲位入れる。意地でも買いたくない。

新作出してないのにツアーをやる。セットリストに新曲が無い、だって新作出して無いからね。絶対ライブ行きません。

オリジナルメンバー揃わないのに再結成する。その上、メンバー間で仲違いする。新しいバンドやれよ、そんなに昔のバンド名でやりたいのか?

カバーアルバムばかり出す。企画としてはありだが、オリジナルの合間にやってくれ。

と、まぁ、こんな風に思います。こんなのだったら、引退して欲しいです。

 

私がレジェンドに求めるもの、年老いたロッカーにもとめるもの、それは新しい音楽を作り続けることです。金持ちになっていい。性格が丸くなっていい。家族を大事にしてくれ。商売っ気があってもいい。でも、金儲けのために昔の名前に頼るような姿を見たくないんです。3年に1枚!ニューアルバムを出し続けてほしい。それを引っさげてツアーに出てくれ。それなら、私は万難を廃して駆けつけるでしょう。

破天荒な生き方、反体制的な思想、自然保護運動への貢献、そう言うのがロックだと言う人もいるでしょう。まぁ、そんなものがあってもいいが、でも、彼らはミュージシャンです。老いてなお新しい音楽を追求する、それこそロックな生き方だと私は思うのです。

みなさんはどう思いますか?

それでは、また。

 

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