ムー大陸です
今回はタイトル通り、日本酒CMソングを取り上げたいと思います。以前、このブログで、サントリーのCMについて書きました。当然、あちらは洋酒です。1970年代中盤以降サントリーのCM全盛期と言いました。また、資生堂vsカネボウの化粧品CM戦争については次に書く予定ですが、戦争は1970年代中盤にその歴史が始まっています。そうです、大体戦後日本が豊かさを取り戻し、衣食住足りて、贅沢品、嗜好品に手を出す余裕が生まれたのがこの時期なのです。
昭和の女性に化粧品、働くお父さん達にお酒です。1970年代中盤サントリーがウイスキーを売ろうとしたように、各日本酒メーカーは日本酒を売るべく、TV CMを展開しました。そこにはそのCMのために書かれた、商品である酒の名前を盛り込んだオリジナルソングが存在しました。今日はこれらを追いかけていきましょう。もちろん、音楽ブログらしく、基本音楽のみ注目です、CMの良し悪し、増してや、酒自体の良し悪しはまた別の話です。
ウイスキーについてはサントリーという主軸がいましたが、日本酒は地方の酒造メーカーなどがCM展開しているケースも少なくなく、数、種類はかなりの数に上ります。ですから、今回紹介するのもほんの一部です。マイナーなものにも良品はありますが、有名どころから紹介します。ご承知下さい。
また、CMの質もサントリーほど洗練されていませんから、やはり、商品名連呼形とまでは言いませんが、商品名をキメに持って来るものが殆どです。そのキメにCMソングが使われます。
例えば、「松竹梅」のCMにおいては
「飲むこと すなわち よろこびさ よろこびの酒 松竹梅🎵」と、まぁ、コレだけです。歌短いけど、CMカッコいいですね。「男とは?」「子供よ」、なるほど。データはありませんけど、歌は小沢深雪氏ですかね、声的に。「必殺必中仕事屋稼業」の主題歌「さすらいの唄」を歌った方です。
清酒「力士」なら
「りっきし〜🎵」。CMもドラマ仕立てです。
「澤之鶴」なら
「澤ぁ〜之鶴♩」です。これは80年代後半のCMですが、ずっと曲は一緒です。
こういうのも楽しいですが、ちょっと短いし、物足りないですね。
さて、こうした日本酒CMソングにもロングバージョンと言うかフルコーラスが存在するものがあります。これを紹介していきます。酒の名前、それも固有の銘柄が歌詞に入った歌、これは実に珍しい。もちろん、CMのために作ってはいますが、フルコーラス作るっていうのは、それを超えた力が込められています。特殊なジャンルとして認識しています。
先ずは「酒は大関こころいき」です。これは「大関」のCMソングです。
CMソングの巨匠、小林亜星氏作詞作曲です。歌は加藤登紀子氏です。良いですね。歌詞の世界観が古臭く、いかにも昭和ですが、素敵です。「恋をするなら命懸け 酒は大関こころいき」って、語呂は良いですけど、意味は繋がってません、いや、そんな事言ってはいけません。素晴らしいです。
これにはCMに出演した田宮二郎氏のバージョンもあります。いい声ですが、歌唱力はやや難ありと感じます。私はおトキさんのバージョンの方が好みかな。
続いて、「初めての街で」、これは「菊正宗」のCMソングです。
「初めての街で」(CMバージョン) 西田佐知子
永六輔氏作詞、中村八大氏作曲ですから、何と「上を向いて歩こう」と同じです。何しろ米国ビルボード1位を獲得したコンビです、その二人にCMソング書かせてしまいます。良いですね。歌は「アカシアの雨がやむとき」で知られる西田佐知子氏です。豪華です。これはシングルカットもされてます。
「初めての街で いつもの酒」、最後に「やっぱり俺は菊正宗」と来る。上手い表現です。「大関」の破天荒さに比べると、しっかり物語と言うか風景が目に浮かびます。と言っても、私は「大関」の無茶に一票かな。
これは「菊正宗」と最後に言わない、普通のバージョンもあります。一応、これも貼っておきますね。
「初めての街で」 西田佐知子
「月桂冠」、これはタイトル通り「月桂冠」のCMソングです。作詞・作曲は三木鶏郎氏です。CM音楽界の巨匠。実は「鉄人28号」や「トムとジェリー」のようなアニソンも書いてます。ここでもトリロー節は健在です。歌はダーク・ダックスです。70年代から80年代ダーク・ダックスはCM結構多いです。「わが家は平和だな」、そういうアプローチです。「菊正宗」は外で飲んでいる設定でした。本当は外で飲んだくれてるお父さんも少なくなかったでしょう。家で飲む綺麗なお酒にイメージを作りたいというのが伝わります。
動画はありませんでした。
「月桂冠」 ダーク・ダックス
https://drive.google.com/file/d/1zvBMLFWir1zoEBks5nyu4glDMse9h9Nv/view?usp=drive_link
最後は「かっぱの唄」です。こちらは「黄桜」のCMソングです。
田中正史氏作詞作曲、歌はCMソングの女王楠トシエ氏です。CMでは小島功氏の描いたかっぱの家族が登場します。これがなかなか良い味です。歌も最高です。「ポンピリピン 飲んじゃった」素晴らしいです。ポンピリピンって何でしょう?「かっぱっぱ ルンパッパ」、ルンパッパって何でしょう?よく分からないけど素敵。この四作品では最も私の好みですね。ただ、フルコーラスとは言ってもみたものの、30秒ですから、ちょっと短いです。
「かっぱの唄」 楠トシエ
まずは歌だけで聴いて下さい。
https://drive.google.com/file/d/1d-teP-KF2dBj-aIe-N0Ov3SFQPCFlZV6/view?usp=drive_link
こちらがCMです。かっぱ、いい味出てます。
どれも面白いですが、個人的には「かっぱの唄」「酒は大関こころいき」「初めての街で」「月桂冠」の順ですね。あくまで歌の好みです。酒の方は、以前にも書きましたが、私は甘党なんです。ですから、すみません、どんな素敵な歌を聴いても飲みたくなりません。悪しからず。
それでは、また。
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「カラキリクルコロ」
「下剋上」
「春に死のう」